土地売却をしようとしたときに、身内には相談できる相手がいませんでした。だからといって、いきなり不動産会社と交渉するのは不安がありましたし、失敗したときには手遅れになると思いましたので、法律の専門家に相談することにしました。不動産売却に関しての法律は、最初は弁護士に相談するのが良いのか考えていたのですが、まずは近所の司法書士に声をかけてみました。すると土地に限らず不動産全般の売買における必要書類の作成や、各種の権利の確認などを行ってくれるということでしたので、そのまま司法書士に相談することにしました。土地売却をする上で、失敗しがちなのが税金対策です。売却して得た収入は、確定申告する必要があるからです。つまり、確定申告して、納税しなければならない分を、あらかじめ差し引いて考えておかないと、土地売却で得た金額のうち、実は、それほど多くは利益にならなかったということも、あり得るからです。所得税が多くなれば、それだけ国民健康保険料の支払いにも影響してきます。土地売却の価格は、その額面どおりに利益になるわけではないのだと覚えておくのが良いでしょう。司法書士の相談料が必要になりますが、不安を抱えたままで不動産会社と交渉して失敗するよりも、法律の専門家である司法書士に味方になってもらいながら不動産会社と交渉することでのストレス軽減効果が大きいです。